ピグライフのキャラクター攻略
チャレンジカード攻略ほかアメーバピグ攻略

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松本清張生誕100年記念作品『駅路』

私にしては珍しく最後まで見たドラマです。

松本清張作品は人間の心を深く掘り下げたものが多いと思うので今回も
珠玉の短編という事で期待して見させて頂きました(原作は読んでおりません)

慎ましく真面目に定年までを勤め上げた熟年の男が、人生の最後に見た夢の結末を描いた作品。

晩年には、何の束縛もされずに、自分の思うように生きるのだと、自分の想いを、
南国タヒチでの開放的な暮らしに己が人生の晩年を思い描いたゴーギャンになぞらえて
親子ほども年の離れた女との逃避行を決行した小塚貞一。

しかし深津絵里演じるところの不倫相手の女には迷いがあった。
30をいくつか過ぎた女性が、人生の終盤に差し掛かろうとしている男との暮らしを思う時、
自分の周囲の人達の平凡だけれど、ごく当たり前の幸せを手放してしまうような気持ちに襲われて、先行きに懼れを感じ
裏切ってしまうという心理は言われてみれば、とてもよくわかる。
私は十代の終わりにさっさと結婚し二十歳で子供を産んだけれども、
それが12年後にもまだ成し遂げられていない事であれば、やはりたぶん彼女のように迷いの渦の中へ飲み込まれてしまった事だろう。

そして、いずこかへ失踪した小塚が心配でいたたまれず、東京の小塚の自宅まで手掛かりを求めてやってくる女。

「裏切ったけれど、やはり心配」という相反する二つの気持ちだが、しかし、これは愛した人に対する自然な情がさせる事だろう。
臆病だけれど、普通の優しい女である。
不倫をしていた女ではないか!心の汚れた女ではないか!という見方をする人もいるかもしれないが、
私は、この世のすべての不倫が、背徳の一言で断罪出来うるものではないと思っている。
もちろん不倫は妻や夫への裏切り行為であり身勝手な事で罪には違いないけれど、
その罪の裏側で真面目な気持ちで人を想う不倫もあるのではないかと思っている。

ストーリー自体はサスペンスと言うには、あまりにも単純なものであったが、
ゴーギャン,晩年,真面目,背徳,人生の夢,本当の恋愛…これらのありふれた平凡な人間の心に有り得るキーワードを打ち砕くのは、
欲望という、残虐で非凡な人間のみが持ち得るキーワードであったという明と暗の対比性が憎い。

後、少し物足りないような感じがしたのは、小塚と女が惹かれ合い秘密の関係に落ちてゆく様子が映像としてメイキングされていなかった事。
その当たりは視聴者の想像にお任せという事なんだろうが年齢が離れているだけに想像しにくい部分なので、ちゃんと描いて欲しかった。

このドラマの中で、刑事役を演じるのは、映画『失楽園』で、廃退的で暗い汚れ役を演じた役所浩二だが、
このドラマの中での彼は、全く逆の「最後までコツコツ浮気も出来ず真面目一本で終わるだろうな(本人予想)」という、
“普通に恵まれないが、カラッとして明るいお父さん”を演じているのが印象的だった。
閉塞感を感じながらも、守ってゆかなきゃ~食わせてゆかなきゃ~と思えるのもまた立派な愛なんだろうね。
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ホームレス中学生

遅ればせながらホームレス中学生を読みました。

ブームになっていた時から興味はあったのですが、忙しい事もあって、なかなか読めず、
映画も観ていなかったのですが、
図書館に申し込んでいた順番がやっと回ってきたので「あの名作が無料で読めるのか~」と
喜びを噛みしめながら表紙をめくりました。

ホームレス中学生/麒麟・田村裕

¥1,365
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1~2ページほど読んですぐにゴースト(ライター)を使っていなくて、
ご本人が書いているんだなという事がわかりました。
けれど、田村さんが後書きで気にしてらしたような読みにくさは、まるでなくて、
むしろ、文法や作法などを気にせず自由闊達に書かれた文章は、不必要な気取りや装飾がなくて、読みやすいものでした。

本来と言うか、これまででしたら、出版物を書く時には、さまざまな制約や決まり事があり、
それらを、編集のお仕事の人が完璧にチェックして正してから、流通に乗せる…んだそうです。
でも、今はもう、すべての出版物を、そんな堅苦しい方程式にのっとり出版しなくてもいい自由な時代になったんでしょう。
そしてまた、この本には、そんな旧時代の窮屈な制約が似合いません。
新しい時代のラフで自由な空気が、この話の書き手が持つ親しみやすいラフさと相まって、
格式ばった編集と出版の形式を取りはらった…そんな様子が、とてもよく似合っているのだと思いました。

文章に添えられている落書きのようなイラストも含めて、
この本には一貫して田村さんの素直で可愛らしい人柄がよく滲み出ていました。
中でも要所、要所で、お世話になった誰かに向けて「ありがとう」の言葉が、率直に書かれてあるのを目にして、
「人間、感謝の気持ちと素直さが一番」と、普段ついつい傲慢になって忘れがちな、人としての大切な原点を思い出させてくれました。
そういう意味では現役の中高生にも、小池徹平君主演の映画だけではなく、文章の方にも是非、触れてもらいたいものです。
(もう読んでるかな?)

「中学生にして、ある日突然ホームレス」というのは、本人にしてみれば、あまりにも深刻で茫然自失な事態だったのでしょうが、
それと同時に、万人に一人も体験出来ないような貴重な体験ではあります。
その貴重な体験が後になって、このようなベストセラーを生むのですから
『人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)』とも感じられなくもないですが、
本当は、そんな一言で済む話ではなくて、
田村さん自身が本の中でも語られておられるように、小さな頃に惜しみなく注がれた今は亡きお母さんの愛情や、
お兄さん、お姉さんからの兄弟愛、そして友達、友達の御両親、隣人、学校の先生といった、さまざまな人から貰った優しさが、
深く田村少年の人間形成に影響し今の彼を作り、今日の人生の大成功を導いたという事なのでしょう。

タレント本と言えば暴露本みたいなものが多い中で、この本は、誰の悪口も一行も書かれていない本当に気持ちのいい本でした。
良い子の皆さんは、学校裏掲示板で同級生の悪口を書いて憂さを晴らすような陰湿な事は今すぐにやめて、
この本を読んで、感謝する事の尊さと、自分がどんなに苦しい時でも他者を思いやる気持ちの大切さを、
田村さんから学んでみて下さい。

私は正直、読む前には「中学生がそんな大変な事になっているのに一体、周囲の大人は何をしていたんやろ?」
というあたりを大いに疑問に思っていたのですが、
その体験の期間が、たまたま夏休み中という短期間であった事(とは言え中学生が1人で凌いだにしては無茶苦茶長いけど)
やがて、それが周囲の大人達の知るところとなれば、当然のごとく大人の側からも次々に、
温かい救助の手が差し出された事などを知り、その疑問は解けました。
そんな沢山の人々の温かい真心に支えられて、
田村少年が歪む事なく無事に立派な大人に成長出来て、彼の人生というドラマはハッピーな大盛り上がりを見せる事が出来た。
この本は、そんな親子愛・兄弟愛・隣人愛の集大成のようなもの。
「世の中、なかなか捨てたもんじゃないな」という意味でも感動的な手記でした。


さて、ここで、ベストセラーが持つベストセラーたる要素の再確認。

1.普通の人がなかなか出来ないような珍しい体験を書いてみる。

2.人々の共感と感動を呼べるエピソードがある(善なる話・主人公のひたむきさ純粋さ素直さなど)

この本の場合は1.にあたるホームレス生活自体は、全体の4分の1のページ数もなかったように思います。
1の体験をベースに、2.の要素を1に被せながら書いて、大きく読む人の心に訴えかけてゆく。
ホームレス生活の面白さに親子愛・兄弟愛・隣人愛が追加された物語です。
貴重な体験+愛+主人公のひたむきさ純粋さ素直さ=ベストセラー
文書化すると簡単ですが、現実に書くとなると、めったな人には書けるもんじゃない。
そう思えば、やはりベストセラー作家というのは神様に選ばれた人なのかもしれません。








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